|
 |
vol.12 ―――2005年3月18日(金)〜22日(火)
合い言葉は「ギンバラナポ！」パラオツアーレポート！ by 佐藤2号 |
|
ダイバーに、海外で潜るならどこがいいですか？というアンケートをしたら、まず1位か、悪くてもベスト3には入るであろう、パラオ。今回はめぐインストラクターを団長に佐藤1号、佐藤2号が夢のパラオにやって参りました。日程は3月の3連休をはさんで4泊5日。今回はツアーの人数が少ないのがちょっと残念ですが、パラオは12月から3月頃が一番と聞いているので、おおいに期待できます。おまけに宿舎はパラオで一番のリゾートホテル、パラオパシフィックリゾート(以下PPR)ときた！さー、リゾートするぞー、マンタに会うぞー。 |
★出発日・3月18日(金)
夕方、仕事もそこそこに(^^ゞ 開港間もない中部国際空港(セントレア)に集合。さすがにできたてほやほやであちこちで湯気がたってる(わけないか)。落ち合ってお茶を飲んでいるめぐと佐藤1号、見送りに来てくれたヤン坊を尻目に免税店へ直行。国際線はこれが楽しみよね。天井が高くて通路が広く、品物が見やすい。おまけに連休を挟んでいるとは思えないほどすいていて・・・いや、これはダイビングのレポートなのでした。 ＼(･_＼) (／_･)／ その話はこっちにおいといて...
午後7時、JAL機でパラオへ。機内の食事もまぁまぁおいしく、快適な空の旅を4時間あまり過ごした後、深夜にコロール空港につきました。飛行機をでると南国特有の湿度の高い空気とゆったりとした風がほほをなでます。うーん、このまったり加減が、いかにも南の島ってカ・ン・ジ。
バスでPPRへ。夜だからよくわからないが、この島には信号がないのか？でも治安は日本よりいいときき、変に納得してしまいました。
PPRではウェルカムドリンクをいただき、部屋へ。後のことは覚えていないほど、眠たかったです。('〜`;)
★1日目・3月19日(土)
深夜に着いたことを考慮して、現地サービス(アクアマジック)さんがピックアップの時間を1時間遅らせて10時にしていただいたおかげで、ゆったりと朝食をとることができました。カメラのお手入れも落ち着いてできて万全の体制。
ピックアップはこのリゾートホテルのプライベートビーチにある桟橋へ来ていただき、まずはご挨拶。乗り合わせた7名の方はすべて昨晩同じ飛行機でパラオ入りしたとか。
最初のダイビングということで、まずは穏やかな浅瀬で、といっても深度18mくらいにはなるでしょうか。「ジャーマンチャンネル」です。ここはマンタがクリーニングするポイントとして有名なところ。とりあえずオレンジアネモネフィッシュやガーデンイールにご挨拶してマンタを待つことになりましたが、この日はお会いできず。また出直すことにしました。それにしても、透明度は高いし、水は暖かいし、あー快適。(^ε^)y-〜〜
2本目は超有名な「ブルーコーナー」。ガイドの石井さん(この人、ほんとに日本人なのかしら、と思うくらい日焼けしてて、現地人に同化してる (・・;) )が、「パラオでは3桁いないと、群れとはいいません」といいきるので、本当？と思ったのですが、それは決して過言ではありませんでした。エントリー後、棚沿いに流れに沿ってドリフトしていくのですが、まぁ、魚の群れの多いこと、多いこと。ウメイロモドキやら、ギンガメアジやらカスミチョウチョウウオやらが「うじゃうじゃ」いる。棚の上(お立ち台というそうです)でカレントフックを使って待っていると、今度は来ました、ナポレオン。写真どおりだよ(あたりまえだろ？(￣ロ￣; ))。そのあとグレーリーフシャークやらロウニンアジやら・・・もう興奮してしまってカメラで写真とってる場合じゃない。舞台でダンサーが交代で出てくるように群れが次から次へ目の前を通り過ぎ・・・最後はバラクーダのトルネードだ！
このあと無人島へ上陸してランチタイム。無人島とはいえ、トイレもあり、ビーチはどこまでも白く、海はエメラルド。木陰を吹く「風はペパーミントブルー・・・」つい、口ずさんでしまう。気分はロンバケ・・・(わかる方仲良くしましょう(^。=))
3本目はマリンレイクという汽水湖へ。水中から水面を見上げると木立が映ってとても素敵です。ここでは西表でおなじみになったマンジュウイシモチなどがおり、お初ものとしてカニハゼや、ニシキテグリにも出会えました。
★2日目・3月20日(日)
1本目はここも超有名な「ブルーホール」、パラオ屈指のケーブです。横穴から洞窟に入り26mほどのところまで降りていくと暗闇とブルーの交差した幻想的な風景がひろがります。クダゴンベやニチリンダテハゼなどの小物も豊富でつい時間を忘れてしまいそう。デコ出さないように気をつけないと。
2本目はブルーコーナーと並ぶドロップオフの「ニュードロップオフ」へ。ここでもやはり圧巻は魚の群れ。マダラタルミ、ユメウメイロ、アカモンガラなどの群れに混じってナポレオンが悠々と泳いでいます。
3本目は再びジャーマンチャンネルへ。ここで私たちはなーんとマンタの補食シーンに出会ってしまったのです！エントリーしようとしていたら、現地ガイドのリーマン君が「マンタ！」と叫ぶので、さ、早く入ろう、とエントリー直後、石井さんがいきなり猛ダッシュをし、わけもわからずついていくと(このときの「めぐ」のフィンキックの速かったことといったら・・・)いきなり頭上をマンタが通り過ぎて・・・。「え！」と思った瞬間今度は逆方向に戻って来、その後は何度も行ったり来たりしながら口もエラも全開でマンタはひたすらプランクトンを食べており・・・。また別の小さなマンタが水面ではねた後、急潜行したりと、このダイビングはものすごいビッグイベントになりました。
興奮さめやらぬまま、夜は同行の皆さんと「どらごん亭」という日本食居酒屋でお食事会。びっくりしたことがひとつ、一緒に潜った方の中に佐藤2号の大学の1年後輩がおり、共通の友人がいて大いに盛り上がりました。いやー、世の中狭いです。
★3日目・3月21日(月/振休)
またもやビッグイベント発生。イルカの群れが現れ、私たちの乗っているボートと並走(？)してくれたのです。その数8−10頭。前になり、横になり、飛び跳ねたり、きりもみジャンプをしたりして遊びながら一緒に泳いでくれました。(イルカツアーオプション30ドル・・・冗談)ボートが止まるとどこかへ行くのですが、走り出すとまた寄ってきて一緒に泳ぐ・・・。15分ほどでしたが、こんなに間近で野生のイルカを見たのは初めてで、興奮してしまいました。きっとこれはこのダイビングで100本になる佐藤1号をお祝いしてくれたんだろうと思います。(祝！100本 (^^)//"""""" パチパチ)
さて1本目はシアストンネル。水深30mのところにある横穴を抜けていくと、その先には見事なイソバナが。アケボノハゼなどもいます。
2本目はウーロンドロップでドリフト。
そして3本目にパラオ名物沈船見学。ヘルメットレックといわれるこのポイントでは太平洋戦争で沈んだ日本海軍の補給船を見ることができます。実弾もあり、なんだかちょっとリアルです(サクラビール、なんていうビンもあった)。この日の夜は「さくら」という居酒屋で打ち上げ兼佐藤1号の100本記念の飲み会です。「100本」をかたどったローソクを灯したケーキを用意してくれたアクアマジックさん、本当にありがとう。＼(^_^)／
★最終日・3月22日(火)
実は佐藤2号が１本目に100本になるのです。昨日と同じく石井さんは100本記念のボディペイントをしてくれ、同行の皆さんが海中で旗を持ってお祝いしてくれました(もちろん、エスダイバーズの100本フラッグも！) この日は再度ブルーコーナーを2本というぜいたくなダイビングをしました。ギンガメ、バラクーダ、ナポレオン、マンタ、イルカ、と次から次へ大物が出てくる今回のダイビング、きっとアクアマジックならぬ「石井マジックだ」と皆さんが持ち上げ、この調子ならきっとハンマーヘッドやジンベイザメが出てくるんじゃないか、と期待したのですが、それはやっぱりちょっとワルノリでしたね。ヽ( ´ー`)ノ
この日のブルーコーナーも相変わらず、ナポレオンやネムリブカ、カメ(タイマイ)もお近くに寄せて頂き(逃げませんね〜)記念写真の嵐でした。
★★★★★
ホテルのことを書いてありませんが、すばらしいホテルです。「マリンダイビング」誌のベストダイビングリゾート(海外)にも選ばれています。朝食のビュッフェは種類が多くおいしいし、なんといってもプライベートビーチがすばらしい。最終日にすばらしいサンセットを拝むことができました。次回来るときもできればここに泊まりたいなあ(DFSもあるでよ (*^_^*) )。
|
▲青い空！透き通った海 |
▲ウェルカム in パラオ |
▲ガイドの石井さん |
▲ガイドの三好さん |
▲集合〜 |
▲ナポちゃん |
▲ナポちゃんとツーショット |
▲ナポちゃん見学 |
▲カメラ目線 |
▲サメ |
▲マンタくん、お食事中♪ |
▲大行進〜 |
▲マンジュウイシモチ |
▲友子さん100本記念 |
▲佐藤1号の100本記念ケーキ |
▲流行のメガネ |
▲今度は佐藤2号の100本記念 |
▲お散歩中〜 |
▲カメ |
▲サンセット |
まだパラオに行っていない方、
ぜひ一度行ってみてください。
いや、来年一緒に行きましょう。
今尾さん、来年もパラオツアー
開催してくださいね！
そのときまで佐藤2号は
せっせとダイビングスキルを磨き、
もっと間近でギンバラナポ！
(＆マンタ)です！
|
|
